自分らしいスタイルの結婚と結婚式場の選び方

一生に一度の結婚式。自分らしい結婚や結婚式にしたいといろいろ夢が広がるでしょう。とはいえ、どんな結婚・結婚式にするかは、漠然と考えていただけでは形になりにくいものです。ここでは、二人の結婚・結婚式を具体的にしていくために、結婚・結婚式にどんなスタイルがあるかをご紹介しましょう。紹介した内容をヒントにしながら、自分らしいアレンジを加えたり、新しい発想で二人が満足できる結婚・結婚式をぜひ考えてみてください。

結婚することが決まってまずおさえなければいけないのは、二人が結婚をどのように考えているかです。例えば、役所の手続きだけで簡単に結婚を済ませる場合もありますし、家族だけでこぢんまりした結婚式を行うカップル、結婚式は行わずにパーティー形式で結婚を祝う会だけを行うカップル、逆に多くの出席者を呼んで豪華な結婚式を挙げる人などさまざまです。二人で話し合ってどんな結婚にするかを決めましょう。また、家族が二人の結婚をどう考えているかも大切にしましょう。二人が地味婚を願っていても、家族がどうしても盛大に結婚式を行って欲しいと言う場合、よく相談した上で決めなければ後々までしこりが残ってしまうこともあります。周りから祝福を受ける結婚となるように配慮しましょう。

結婚式を挙げるカップルは、結婚式場を選ぶことになります。神前、キリスト教式、人前、仏前、オリジナルのいずれのスタイルにするかを決めましょう。神前は、普通は神社で行いますが、ホテルや公共施設、結婚式場に設備が整っている場合もあります。キリスト教式では、カトリックの教会は、挙式ができるのは信者に限られています。二人が信者でない場合でもプロテスタントの教会なら挙式は可能です。ただし、信者の紹介が必要だったり、結婚講座への出席が求められたりします。他に必要な手続きもありますので、挙式の三か月前には教会に連絡を入れましょう。ホテルや結婚式場のチャペルではこのような誓約はないので、気軽に申し込むことができます。

人前結婚式を挙げる場所としては、ホテルのパーティールーム、公共施設の一室、レストランなどがあります。オリジナルの結婚式は、この人前結婚式をさらに自由な発想で組み立てるものです。海外でのリゾートウエディング、国内外での船上クルーズウエディング、プールサイド、レストランのガーデン、公共施設(美術館など)、スキー場など様々な場所を式場として選ぶことができます。

ハワイやグアムなど海外のリゾート地での挙式は大変人気があり、キリスト教の教会で行うことが多くなっています。その場合は、事前に入籍していなければならないので、早めに手続きを済ませてください。余裕を持って、1年から半年前から準備を計画的に進めると良いでしょう。