結婚式当日、花嫁は式の他に披露宴の準備、二次会の準備などスケジュールがぎっしり詰まっていて忙しい一日を過ごすことになります。準備を段取り良く済ませて、心に残る一日にするために、結婚式場での花嫁のスケジュールをポイントを押さえながら簡潔にまとめてみました。ぜひ参考にしてみてください。以下に紹介するのは、結婚式を12時に行う場合の一般的な花嫁のスケジュールです。
結婚式当日は早めに起きて、朝食はたっぷり摂っておきましょう。披露宴は午後遅い時間になりますし、宴の最中は十分食事が摂れない可能性もあります。式場には遅くとも結婚式が始まる2時間前には到着しているようにしましょう。車や電車などは渋滞や事故で遅れることもあります。それを想定して行動しましょう。会場に到着したら、まずは美容室で髪型を整えて、花嫁衣装の着付けにかかります。準備が整ったら、花婿と一緒に会場の結婚式担当の方にご挨拶を行います。そして、家族や親せきの方へのご挨拶も済ませたら、担当者や司会進行を依頼した方と一日のスケジュールや細かい段取りなどの打ち合わせを行います。
挙式時間の12時少し前に会場に入ります。挙式が終わったら、両親あるいは媒酌人により家族や親族同士が紹介されます。紹介の後に全員で記念撮影を行います。12時挙式の場合は、13時から15時または15時半ぐらいの時間帯で披露宴を行います。花嫁と花婿は、披露宴開始時間に披露宴会場入り口で出席の方を出迎えます。全員が会場に入ったことを確認して、花嫁と花婿が座る席に着きます。媒酌人や司会者が二人の経歴や馴れ初めなどを紹介、主賓祝辞、乾杯、ウエディングケーキ入刀などが行われ、式開始から1時間後に花嫁はお色直しのために中座します。
再び花嫁が宴席に戻り、キャンドルサービス、友人や同僚などによる祝辞、余興などが行われて、最後に両親への花束贈呈、感謝の手紙の朗読などがあります。宴が終わると再び入口で花嫁花婿が出席者をお見送りします。この時にお礼のお菓子や手作りの品物を花嫁が出席者一人一人に手渡す場合もあります。無事披露宴が終わると二次会のための着替えをして、担当者にお礼を述べます。
二次会は、通常は披露宴の行われた日の夕方17時から18時開始となります。予定時間に間に合うように花嫁花婿が揃って会場へ向かいます。場合によっては、三次会が開かれることもあるので、二次会会場の近くにこぢんまりした居酒屋やカフェなどを探しておくと良いでしょう。